_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/    復元 Version 9.10.15   使用説明書   2009/10/15 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 1 事前準備   配布したファイルを解凍すると、フォルダが作成され、そのフォルダ  の中に次の6つのファイルが存在することをご確認ください。  (「エクスプローラ」の「フォルダオプション」で「隠しファイルとシス  テムファイルを表示しない」のチェックは外しておいてください。)   それぞれのファイルの意味は次のとおりです。  --------------------------------------------------  (1) license.txt   〜 ソフトウェア使用許諾契約書  (2) Readme.txt    〜 製品概要、使用上の注意など  (3) 使用説明書.txt 〜 取扱説明書(このファイル)  (4) 復元.exe     〜 プログラム本体  (5) DLL32.dll    〜 プログラム補助ファイル  (6) DLL16.dll    〜 プログラム補助ファイル  --------------------------------------------------   外部媒体などから起動するため、本製品をコピー若しくは移動する時  は、フォルダ丸ごとコピー若しくは移動するか、必ず、(4)〜(6)のファ  イルが同一のフォルダに存在している必要があります。   尚、本製品を複数のパソコンで動作させるには、必ず台数分のライセ  ンス契約を行ってください。 2 起動確認   Windows Vista をご使用の場合は、  (1) プログラム本体である「復元.exe」 を右クリック  (2) 「管理者として実行」を選択  (3) 警告画面が表示されたら「許可(A)」をクリック  の手順で、起動させてください。   その他の Windows をご使用の場合は、  プログラム本体である「復元.exe」をダブルクリックし、起動させて  ください。   尚、製品版は、起動すると、ライセンスキーの入力を求めてきます  ので、別途お知らせしたライセンスキーを入力して「OK」をクリック  してください。「キャンセル」をクリックすると起動せず終了します。 3 復元の方法  (1) 他のアプリケーションを全て終了させてください。    削除ファイルの検索中に他のアプリケーションによってデータが変   更されるとフリーズする可能性があります。    従って、本製品を起動後、検索する前には、必ず他のアプリケーシ   ョンは全て終了させておいてください。    特に、スクリーンセーバーやウィルス検索ソフトは要注意です。  (2) 検索対象のドライブを選択し、「削除ファイル検索(S)」をクリック   してください。   「クラスタが既に使用されているファイルも表示」にチェックを付け   て検索するとより多くのファイルが見つかりますが、ポイントしてい   るクラスタが他のファイルに使用されている場合は正常に復元できる   可能性は低いと思われます。(FATパーティションのみ)  (3) 検索を終了したら復元したファイルを表示しますが、この表示画面   の各列名をクリックすることにより昇順、または、降順のソートがで   きます。    続けて検索するとリストボックスのクリアにかなり長い時間がかか   ることがありますが、フリーズではありませんので次の検索が始まる   までお待ちください。  (4) 復元したいファイルをクリックしてください。    実際に、復元するには、まず表示されたファイルをクリックします。   「Ctrl」、または、「Shift」キーを押しながら選択することにより複   数アイテムの選択が可能です。   「Ctrl」キーを押しながら「A」キー押すことにより全アイテムの選択   が可能です。  (6) 「コピーして復元(C)」をクリックしてください。  (7) 復元先ドライブ及びフォルダを指定してください。    復元先ドライブ及びフォルダは、復元元のドライブも指定すること   は可能ですが、復元する当該ファイルの痕跡が上書きされてしまう恐   れがありますので他のドライブの選択が可能ならそちらに復元するこ   とをお勧めします。  (8) ファイルサイズを指定するダイアログボックスが表示されます(N   TFSドライブの通常スキャンで発見されたファイルを復元する場合また   は複数のファイルを選択した場合を除く)ので、通常はそのまま、フ   ァイルサイズが間違っている場合は、訂正してから「OK」をクリッ   クしてください。   「キャンセル」をクリックすると処理を中断します。 4 完全クラスタスキャンの方法   全てのクラスタを無条件にスキャンし、ファイル情報の可能性があれ  ばファイル名と無関係のものも含めて全て表示します。  (1) まず、完全クラスタスキャンを行うドライブを選択してください。  (2) メニューの「その他の処理」(左上)の中から「完全クラスタスキ   ャン(A)」を選びクリックするとメッセージボックスが表示されますの   で「はい」をクリックしてください。   「いいえ」をクリックすると処理を中断します。  (3) スキャンするクラスタの範囲を指定するダイアログボックスが表示   されますので、通常はそのまま、範囲を絞りたい場合は、範囲を指定   してから「OK」をクリックしてください。   「キャンセル」をクリックすると処理を中断します。 5 完全削除の方法   削除済みのファイルが存在する空き領域(空きクラスタ)に対して乱  数で上書き処理を行った後、さらにゼロで上書きすることにより、全て  の空きクラスタを消去します。   その後、同様に乱数とゼロを使ってファイル情報(FATパーティション)  またはファイルレコード(NTFSパーティション)を消去します。   但し、Windows Vista をご使用の場合、システムドライブ(通常はC:\  ドライブ)の完全削除はできません。  (1) まず、完全削除を行うドライブを選択してください。  (2) メニューの「その他の処理」(ウインドウの左上)の中から「完全   削除(D)」を選びクリックするとメッセージボックスが表示されますの   で「はい」をクリックしてください。   「いいえ」をクリックすると処理を中断します。  (3) 削除するクラスタの範囲を指定するダイアログボックスが表示され   ますので、通常はそのまま、範囲を絞りたい場合は、範囲を指定して   から「OK」をクリックしてください。   「キャンセル」をクリックすると処理を中断します。 6 検索結果の保存方法   表示された検索結果をファイルに保存します。  (1) 検索結果が表示された状態で、メニューの「その他の処理」(左上)   の中から「検索結果の保存(S)」を選びクリックするとダイアログボッ   クスが表示されますので、保存するファイルを指定して「保存(S)」を   クリックしてください。    但し、既に結果が保存されているファイルを指定すると、上書きさ   れ、以前に保存された結果は消えてしまいますので、ご注意ください。 7 検索結果の読込み方法   保存したファイルから検索結果を読み込み再表示します。  (1) メニューの「その他の処理」(左上)の中から「検索結果の読込み   (L)」を選びクリックするとダイアログボックスが表示されますので、   読み込むファイルを指定して「開く(O)」をクリックしてください。    読み込んだ後は、再び選択したファイルを復元することができます   が、たとえ検索結果を保存しても、復元せずそのまま放置して使用し   続けると、当初は復元可能であったファイルであっても、上書きされ   復元できなくなる場合がありますので、削除後は可能な限り早期に復   元してください。